蒼乃晴翔1号施術
施術内容報告書
愛宝学園かがみの特殊少年更生施設 術後監察官 霜川洋子
報告日:令和5年4月5日
令和5年1月10日から3月30日まで行われた規格卵No.467蒼乃晴翔における、特殊育雛法施術段階の経過観察について報告する。
【1号施術】
自己批判・催眠
施術直後は精神が不安定であり、集中力が散漫になっていた。呼びかけられてもすぐには反応できず、我々更生官の姿に気づくと怯えるように返事をする。夜間になるとガタガタと震えだし、眠れない様子が多く見られた。睡眠時間が短いまま次の日を迎えることになるので、精神的にも体力的にも衰弱していく。めまいや頭痛の症状がみられ、よく保健室で休むようになる。この時点では十分な思考判断が難しくなっている状況であると言える。
次回は「監薬療法」を実施する。
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