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乙坂響1号施術

施術内容報告書

愛宝学園かがみの特殊少年更生施設 術後監察官 山口義雄
報告日:令和4年12月24日


令和4年9月2日から11月29日まで行われた規格卵No.449乙坂響における、特殊育雛法施術段階の経過観察について報告する。


【1号施術】

自己批判・催眠

更生官の言葉を繰り返すよう指導。初期段階では指示に従わない態度をとっていたが、一度催眠状態に入ると落ち着いた。最終的には自己嫌悪に近い感情を抱くようになり、更生官に対しても従順な態度を見せるようになった。
施術後、記憶と思考の確認を実施。施術前は、自身の犯罪行為に正義があると主張していたが、施術後は曖昧な返答をした。記憶の欠落が見え、それに対し少々混乱している模様。また、更生官に軽口を叩くなど、施術前に見られていた問題行動が改善され、以前よりも模範性が向上した。ただし、他院生とのトラブルも発生しているため、未だ課題も見られる。

次回は「監薬療法」を実施する。

 

 

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